こんなことも書かなきゃいけなかったな
今までありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

彼岸花は怖かった。
死人花などと言う言葉を知らない子どもでさえ
その異様なもの悲しさと暗さを感じていたのだろう。
そんなこともあって、子どもの頃にはよく切り倒していた。
釣り竿の先端の細いところで横になぎ払うと
一瞬止まったように見えてから切れ落ちる。
剣豪になったような気分で、少し偉そうにしていた。
赤い花と違って、白やピンクの彼岸花はあまり不気味さがない。
お別れにあたって、これなら良いのではないかと思った。
お別れです、さようなら
コメント
コメントを投稿