【アニメ】わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
 
「女の子しか出てこないアニメは名作」と、ネットかTVかで聞いた覚えがあるのだけど、それって真実なのだろうか。
何度か書いたように「異世界」「魔法」「俺様強えぇ~」なんてのは見る気にならない。「戦い、無双」はストーリーじゃないから。「あり得ないけど日常系」が私にとっての一番なアニメなのだ。
アニメを見るときはタイトルから想像して決めている。「社畜が過労死して異世界に転生したら・・」なんてやつなら即録画を止めてしまう。これは趣味・嗜好の問題だから置いておくが・・。
タイトルで気になるのは長い系のもの。カタリナ・クラエスあたりからは激増したよね。このアニメも最初から録画対象にしていた。
友達のいない陰キャの甘織れな子が高校で陽キャになろうと決意した。うまくスクールカースト最上位の陽キャグループに所属でき、高校生活を送っていた。グループは王塚真唯、瀬名紫陽花、琴紗月、小柳香穂。自身の偽陽キャ姿に疲弊していたれな子が屋上で心を休めていたときに、真唯が「自殺しようとしている」と勘違いしてしまう。うまく助かったふたりは悩みを打ち明け合い仲良くなる。真唯は愛の告白をし、戸惑うれな子は「親友」か「恋人」かどちらの関係が相応しいか勝負をしようと提案される。
百合?いや、百合だよね。間違いなく百合だよな。だけど人間模様、百合係のヒューマンドラマ、そんな話。桜トリックのような純粋な百合ではなく、大切で心を許したい相手が同性の女性である話。それはとても価値あるワンクールになりそうだ。

桜トリックは、あれはあれで肩肘張らずボーっと見られるから(私にとってはだが)良いアニメだ。絵柄もきれいだしね。でも話に重みがなく、ただ見ていてすーっと流れていくアニメだった。
それとは違うアニメもある。

一つは citrus(シトラス)。この姉妹の黒髪の彼女の心を想像すると、その孤独感や辛さが絵の表情から読み取れて心が痛い。

やがて君になるのお姉様も、その人生での出来事を思いやったときに心が痛い。
どちらのアニメも、彼女たち(周囲の人も含めて)のその心を感じさせる人間ドラマだった。百合アニメではなく、相手が女性と言うだけの、人間模様や心の葛藤を描いた名作だったと思っている。
さてこの「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ・・」はどちらに転ぶのか。原作漫画もあるのだろうが、私は漫画は一切読まないことにしているのでどうなるかは知らない。願わくは桜トリックでは無く、シトラスややがて君になる派であって欲しい。
話は変わるが、皆さんはアニメ、原作漫画、実写ドラマのどれを見る派なのだろうか。私は貧乏なので原作は買えない。そもそも目が悪くなっているから漫画を読む気にならない。デジタルも10インチのタブレットなら読むけど、8インチでは読む気にならない。アニメは基本無料だから見ているし、日本のアニメは質が高く、24分の1話で2時間の映画を見たぐらいの満足感を得られることもあるから絶対のアニメ派だ。アニメと原作では絵が変わっていることもあるし、うかつに読むとネタバレしてアニメが面白くなくなるから決して目を通さない。たまにアニメのCM時に原作本の情報提供があるが、あれは絶対止めて欲しい。表紙絵からだけでも先がわかってしまうこともあるから。
最悪なのは実写ドラマ化。
高木さん、かぐや様、海月姫・・。どんなに上手に作ってもイメージ通りにはならないから、私にとっては残念&がっくり&害悪でしか無い。実写から入る人もいるだろうし、演技力や声により魅力を感じる人もいるだろう。その人はそれで良いと思う。私がだめなだけだ。
唯一、自分が実写も気に入ったのが「ゆるきゃん△」
りんをマインちゃんが演じたのは全く合わなかったけど(そもそもなでしこがりんのことを中学生と見間違うぐらいの幼い外観のはずなのに福原遥では完全な大人の姉さんだから)、大垣、なでしこ、なでしこ姉・・など、よくもまぁアニメ通りに再現したものだと感心した。おかげであれだけは見る気になった。高木さんは見る気にならず、かぐや様は途中でスイッチを切ってしまった。
「結婚するって、本当ですか」は実写の方が先なようだが、私は莉香さんのイメージを壊したくないから実写は見ないだろう。

ところで若い人、結婚するって本当ですかと言う歌の歌詞を知ってますか? 私が子どもの頃にヒットしたダ・カーポの曲。
・・・・
結婚するって 本当ですか
机の写真は 笑ってるだけ
ほんの小さな出来事で
別れて半年 たったけれど
やさしい便りを
まっていた まっていた
・・・・
結婚するって 本当ですか
あなたに寄りそう その人は
白いエプロン  似合うでしょうか
もうすぐ あなたは遠い人
できたらあなたの
胸の中(腕の中だったかも) 戻りたい
・・・・
著作権もあるだろうから一部だけ記載するけど(小さい頃に聴いた歌で歌詞もうろ覚えだから間違っていたらごめんなさい)、今聴くと違和感を覚える。子どもだったからなんとも思わなかったけど、別れて半年で別の女と結婚する男って間違いなく二股してたよね。結婚って準備やら親への顔見せやらでそう簡単にすむ問題じゃない。結構時間が必要だ。半年後に結婚するなら、別れた時点でもうその彼女との結婚の準備を始めていたはず。
もう一つの可能性としてはこの女性の間違った思い込み。自分が付き合っていて恋人だと思っていただけで、本当はただの友達でしかなかったのではないかと言うこと。それならこの歌詞も納得だ。自分が被害者という立ち位置も理解できる。
ダ・カーポの歌をこんな風に邪推するのは良くないかも知れないけど、このアニメを見るたびに気になってしまうのですよ。
もう一つ、「、」を入れただけで、昔の歌のタイトルそのままのアニメタイトルにして良いものなのか?
人間失格を人間・失格にしたからOKなんて私には思えないんだよね。
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