先日の徘徊 驚異のガメラ

 元の職場で亀を飼っていた人がいた。小さな亀、ミドリガメ?かなと思っていたのだけど、どこかから拾ってきた亀らしいことが分かった。カノジョが転勤になり、当然のように亀は放棄されていった。無責任な人だ、、まぁ予想通りだったけど。

職場から少し歩いたところにかなりの水量の用水路があり、その先は川に接続してる。一級河川ではないがその支流に当たるので水量も、当然餌も十分だ。そこに放流しようとも考えたのだが、よく知っている人に訊くと外来種ではないかという。それを勝手に放流するのは法律にも倫理観にも触れる。そこで仕方なく、その専門家とも相談して職場内の放置されていた泉水を掃除して水を溜め、そこで飼うことにした。小さな亀たちだし、水面から泉水の縁は2,30cmの垂直な壁になっているので逃げ出すこともないだろう。そう高をくくって放していたのだが、、、

ある日のこと、その泉水に目をやると小さな亀が縁の上に立ち首をもたげて凜としていた。私の視線を感じたのか、亀は勢いよく泉水に飛び込んだ。

私は目を疑った。渇水の影響か水面はさらに下がっている。そこから縁の上までは30cmは垂直な壁を這い上る必要がある。そんなことできるはずがない。

その後、泉水の中を調べると亀が一匹足りない。逃げた? そんなまさか。

その疑問は先日の徘徊で解決した。

なるほど亀の力とはこういうものか。これだけの能力があるのか。あの時の亀の風景は見間違いでも何もなかったのだなと。

もう一つは、あちこちの水路には非常にたくさんの亀が住んでいることにも気づかされた。

サイクリングも悪くない。

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