(買い物)カルディのブルマンブレンド

 

カルディって時々コーヒー豆の半額セールするけど、ちょうど今がその時で買いに行った。

このセールを見つけたのは一昨日なのだけど、その時は店頭に『今日のブルーマウンテンブレンドは完売しました。』と書いてあったので、懐かしくなって買おうと思ったのだ。家人は昨日買いに行って200gゲット。税込999円。カルディのカードも作って貰っていた。

私も今日同じように買いに行って買ってきた。別にお一人様一袋までとかじゃ無いみたい。私はたくさん買っても消費出来ないから一袋で十分。多くの人は色々な豆をたくさん買っていた。見た感じ1人5袋ぐらいは買っていたようだ。一袋だけ買う私のような人間が珍しかった。

懐かしいと書いたのは、初めて買った珈琲がブルマンブレンドだったから。

当時友人が紅茶に凝っていて、色々な紅茶を買って楽しんでいた。部屋に行くと紅茶の缶が壁一面にずらっと並んでいた。彼はトワイニングのプリンス・オブ・ウェールズがお気に入りだった。当時は紅茶専門店など珍しく、私たちの住んでいる地域では大手の紅茶ぐらいしか手に入らなかった。

そんな時、ある大型専門店の店頭で特別セールの珈琲を売っていた。野外で売っていたから暑くない気候の良い時だったと思う。どこだったか忘れたが大手のコーヒーメーカーだったはずだ。

私は珈琲に興味は無く、ネスカフェを飲むぐらいしか接点は無かった。なのになぜかその時にブルマンブレンドを買った。ドリッパーとセットだったから買ったのでは無いかと記憶している。200g買ったらその場で挽いてくれて粉で買ったと思う。部屋に持ち帰って驚いた。もの凄く良い香りだった。「香りだけでご飯が食べられるな」と思った。衝撃だった。珈琲ってこんなに素晴らしいものなのだって。

それからは周りの友人に反して(笑)コーヒーに凝っていった。木製のミルを買っていちいち挽くようになった。そのミルは今でも使っている。長持ちするものだな。色々な人に訊いて、「モカマタリだな」「深入りのマンデリンが一番」なんて教えて貰うたびに試してみたのだけど私には合わなかった。ブルマンは高くてなかなか買えなかった。安くて自分に合ったのはグァテマラ。今でも買うならグァテマラに決めている。ただ最近はその店のオリジナルブレンドが面白くて買うことも多い。店独自のバラエティに富んだ味が楽しめる上に安いしね。

さてそんな故事のため、私にとってのブルマンブレンドは特別なものなのです。

今思い出の味を楽しんでいる。店も違うし同じ味じゃ無いだろうけど、それは無視していい気分になっている。私はいわゆるアメリカンな薄めに淹れて飲むのが好きなのだ。がっしりした重めのマグカップが良い。おしゃれなフランス的よりもワイルドで豪快な西部的が良いのだ。

そういえばジャン・レノが映画の中で他の国の珈琲飲んで「なんだこの泥水は」って言ってたな。

フランス人にとってはカフェオレのみが珈琲なのだろう。

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